渡辺 澪子
"未経験でも大丈夫と書いてあっても本当に大丈夫だろうか?と心配な方もいると思いますが、本当に大丈夫です。 研修期間がありますし、図面の読み方も一から教えてもらえます。 失敗しても怒られることもないですし、未経験の人でも受け入れてくれる環境だと思います。"
「最初に溶接を始めたのは前職の工場です。たまたま担当になったのがきっかけでした。
実際にやってみたら想像以上に奥が深くて、気づいたらもっと上手くなりたいと思うようになっていました。」
「ちょうど溶接担当が1人分空いていたんです。なんとなくですが地元に貢献できたらと考えていて、これまでの経験を活かせるならいいなと思って入社しました。溶接に強いこだわりがあったわけではないんですが、手を動かして形にする仕事は自分に合っていたんだと思います。」
「誰かが休んでも他のメンバーでカバーできるようにしています。リーダーを中心に、少しずつそういう体制ができてきました。」
「大きな部品を持つ時は“ちょっと手貸して”の一言で誰かが来てくれます。話す量は多くないですけど、みんな気が利く人ばかりで雰囲気はとても良いです。」
「効率を上げるために“治具(じぐ)”を自分で作っています。たとえば丸いパイプを扱う時は固定しておかないと転がってしまいます。なので端材を使ってその形にぴったりはまる型を作っておく。そうするとズレずに溶接できて、作業スピードも品質も安定します。」
「自分で考えて作ったものが“これ便利だね”って言ってもらえると嬉しいですね。最近は他の部署から治具を頼まれることもあります。」
「『これどうやるんだっけ?』って毎回聞くのが大変で。毎日たくさんの作業をしているとどうしても細かいことは忘れてしまうんです(笑)。だから作業内容を記録しておけるようにして他の人も見られるように整理しておくと、みんなが助かるんです。」
「“あったらいいな”と思ったら自分で作ってみる。そういう自由さがあるのもこの会社のいいところだと思います。」
「TIG(ティグ)溶接です。前職では半自動溶接しかやっていなかったので、最初は全然勝手が違って戸惑いました。半自動はスピード重視で火花も多いですが、TIGは静かで仕上がりがすごくきれいなんです。その分スピードは遅いし、習得するまでが大変ですね。」
「ある程度習得するまでは何度失敗したかわかりません。でもやればやっただけ上手くなっていく実感があるのが嬉しいです。ロボットが引いたビード(溶接の筋)は真っすぐで本当に綺麗なんですよ。“人の手でもここまでできる”って言えるようになりたいです。」
「最初は1か月、2回目は双子だったので1か月半取りました。休んでいる間は他のメンバーが自分の仕事をカバーしてくれました。男性の育休も少しずつ増えていて、会社としても柔軟に対応してくれていると思います。」
「双子なので、家にいる間は目が離せないですね(笑)。でも妻が実家に帰っている時などに少し一人の時間をもらって映画を見たりしています。」
「まだ“完璧だ”と思えたことはないですね。 前職で40年働いていた先輩が“まだ満足した溶接ができていない”と言っていたんです。 その言葉がずっと心に残っていて、自分もそうありたいと思います。」
「たまに“今日は良くできたな”と思える日もありますが、次の日にはまた課題が見えてきます。そうやって少しずつ成長していく感じが、自分には合っていると思います。」
「一度やってみてからでも何度でもやり直せるので、まずは一歩踏み出してみてほしいです。 やる気と根性があれば、経験がなくてもきっと続けられると思います。汗を流した分だけ、自分の手で作ったものに誇りを持てます。千里の道も一歩からです!」
| 07:50 | 出勤 |
|---|---|
| 08:00 | ラジオ体操 |
| 08:05 | 製品の納品確認をして1日の作業の予定を立てる。 必要に応じてリーダーと作業内容の打ち合わせ。 |
| 08:10 | 午前の作業開始 |
| 12:00 | お昼休憩 |
| 13:00 | 午後の作業開始 |
| 16:45 | 使った道具の片付け。 現場と身の回りを清掃。 |
| 17:00 | 1日の作業終了。 必要に応じて残業がある日は10分休憩。 |
| 17:15 | 退勤 |
"未経験でも大丈夫と書いてあっても本当に大丈夫だろうか?と心配な方もいると思いますが、本当に大丈夫です。 研修期間がありますし、図面の読み方も一から教えてもらえます。 失敗しても怒られることもないですし、未経験の人でも受け入れてくれる環境だと思います。"
"やる気があって会話や挨拶がきちんとできれば、製造業が未経験だとしても何も問題ないと思います。 あとは同じ生産品がほとんど無いのも面白いところです。"
"産休で⼀時的に現場を離れても、産休前と同じように迎えてくれる雰囲気がありますし、⾃分⾃⾝も「産休は成⻑の⼀部」と捉えて、新たな気持ちで仕事に向き合えています。"
"合わない、入らない、を何度も繰り返した時ほど、できた時の反動というか喜びは強いです。"
"この仕事になってから自分自身が明るくなったと思います。周りも楽しい人が多くて、和気あいあいとしていますよ。"